黄5はタール色素の一種で、物質名が食用黄色5号,別名サンセットイエローFCFといいます。
橙色の合成着色料で、化粧品や医学部外品,工業製品にも使われています。
菓子類,清涼飲料水,漬物,辛子めんたいこ,練りうに,生麩,ペットフードなどに、他の着色料と混ぜて使われているケースが多いです。黄5をまぜまぜ
例として、発色のよい✨マーブルチョコレートの表面のチョコレート色は、黄5+赤40or赤3+青1を混ぜ合わせた色となります。
LARC(国際がん研究機関)では、発がん性は確認されていません。ラット🐁の実験で腫瘍の発生は認められませんでした。ただし他のラット🐁の実験で、乳腺腫瘍が増加した疑いがもたれる結果があります。
イヌ🐶に黄5を1%を含む餌を2年間に食べさせた実験では、体重が減り下痢を起こしました。
安息香酸Naとの同時摂取は、子供👦🧒が摂取した場合ADHOを引き起こす可能性があります。
人によっては拒絶反応で、蕁麻疹を起こすことも指摘されています。
判定 👿
明治マーブルチョコレートは、7色全て天然着色料だよ✨🐣
余談です🙇
十数年前にEFSA(欧州食品安全機関)が、安息香酸Naと黄5を含めた一部の人工着色料の同時摂取は、子供が摂取した場合ADHOを引き起こす可能性があるとしていました。
その時に、英国Southampton大学のDonna McCann氏は
「食品中の人工着色料または保存料もしくはその両方は、一般集団における3歳児、8~9歳児の多動性を増強する」→「食品への人工着色料の添加は不要と考えられるが、安息香酸ナトリウムは重要な保存機能を持つため同一には扱えない」と指摘していました。
当時のボクは、この言葉に共感を覚えました。
からだに直に入る食品や飲料に見せかけと販売の為に、例え極々微量でも有害物質で態々着色するのは如何なものでしょうか。