貝殻,真珠の真珠層,造礁サンゴ,骨,卵殻を乾燥して得られるカルシウム塩を主成分とするものを、総じて未焼成カルシウムといいます。
未焼成とは、高温で焼く工程をしていない素材が生に近い状態のことです。
食品添加物としては、カルシウムの栄養強化剤として使われています。
未焼成Caとも表記されます。
骨未焼成カルシウム
真珠層未焼成カルシウム
未焼成カルシウムは、高温処理を施していない為、天然のカルシウムの形が保たれています。
殆どが安全性が高く人体への吸収率の高い炭酸カルシウムですが、一部がリン酸カルシウムとなります。
アレルゲンが残るので、卵などアレルギーがある方には、注意の添加物とはなります⚠
焼成カルシウムと比較すると殺菌効果は低くなりますが、製造時に衛生基準,微生物基準,適正製造規範が有ります。日本は未焼成Caに関しては基準厳しいほうだと思うよ🐣
殺菌方法は幾つかありメーカーにより異なりますが、アルコール,中性洗剤,UVなどが多いです。
それぞれを見てみてくださいね👧