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〇 既存添加物 栄養強化剤 製造用剤

うに殻焼成カルシウム 【ウニの殻】

うに殻を焼成して得られるものが、うに殻焼成カルシウムです。700℃以下で焼成→1000~1100℃で焼成→純白な粉末「うに殻焼成カルシウム」の出来上がり🔥

 

食品添加物としては、カルシウムの栄養強化剤製造用剤として稀に使われています。

 

主成分は、酸化カルシウムとなります。

ウニの殻は炭酸カルシウムが主成分で、その炭酸カルシウムを加熱→熱分解により二酸化酸素をを除去し、酸化カルシウムとなります。

CaCO3CO2=CaO

 

酸化カルシウムは生石灰ともいい、人により、膜や皮膚に付着すると炎症を起こし、誤飲すると胃や食道や口が爛れたり張れたりします。

水溶性でからだへの吸収はいいのですが、石灰化して血管や細胞に沈着してしまい、骨に届きにくいカルシウムとなります。

判定 😐




うに殻焼成Caうに殻カルシウムうに殻Ca,焼成カルシウム,焼成Caとも表記されます。

 

雲丹,海胆,海丹,海栗 全て読み方「うに」