南米原産の樹木であるキラヤの樹皮には、サポニン(トリテルペノイド系サポニン)が豊富に含まれています。
サポニンには、界面活性作用や泡立ちをよくする性質があります。
この性質を利用して、以下のような用途で使われています。
- 化粧品原料として洗浄や起泡を助ける
- シャンプーや石鹸などの界面活性剤
- 体臭対策サプリメントなどの植物由来成分
- 飲料の泡立ちを良くする起泡剤
- 乳化剤
他には安定化の為や、殺菌剤,殺線虫,医薬品など
チリ周辺の先住民は、大昔からキラヤの樹皮を水に浸した液を「石鹸」のように使い、髪や衣類を洗っていたそうだよ🐣
食品や飲料には、炭酸飲料やビールなどの起泡剤や、乳化剤として使われています。
食品添加物のキラヤ抽出物の定義は、キラヤの樹皮から得られるサポニンを主成分とするものです。水やエタノールで抽出します。
安全性試験の概要は
キラヤサポニンの経口摂取が、マウスの免疫機能を活性化(マクロファージの走化性や貧食活性の向上)し、感染症への抵抗力を高める可能性が示唆されています。ヒトでの試験でも少量摂取で免疫活性化が確認され、肝機能や炎症マーカーへの影響も見られませんでした。
高濃度では細胞毒性が報告されています。超高濃度では胃腸刺激,下痢,溶血などのリスクがあるとされています。
日本では既存添加物なのもあり、安全性試験が薄いように感じますが、添加物に厳しいヨーロッパや多くの国で、食品添加物としての古くからの使用歴があります。
未精製抽出物と半精製抽出物(不純物,不快臭,苦味などを減らしたもの)がありますが、どちらも問題ないでしょう。
判定 😀 😐より
キラヤサポニン,サポニン,乳化剤とも表記されます。
