イマザリルは、輸入されたレモン，オレンジ，グレープフルーツ，ライムなどの柑橘類🍋🍊やバナナ🍌に使われているイミダゾール系防カビ剤です。指定添加物に分類されています。
１９９２年に認可されました。
当時のある市民グループがアメリカから輸入されていたレモン🍋に殺虫剤のイマザリルが残留していることを発見しました。
日本では農薬にも食品添加物にも認定されていなかったので食品衛生法に違反となるのが適切だったはずですが、当時の厚生省はイマザリルを食品添加物に認可したのです。要はアメリカの圧力に負けたということです。そのまえのＯＰＰのやＴＢＺの話も有名です。赤２も負けて欲しかった😭
動物実験では、ラットに体重1㎏あたり277～371ｍを経口摂取させると半数が死亡☠しました。
マウスに長期間与えた実験では、運動が過剰になったり、生まれた子供の体重が増えにくくなり、神経行動毒性が認められました。
急性毒性が強く、ヒト推定致死量は20～30ｇです。
判定 👿
化学物質の毒性を評価している国際機関ＩＰＣＳでは、肝臓に影響をあたえ、機能障害や組織損傷を起こすことがあると指摘しています。
気になる果肉への影響ですが、残留しているイマザリルの皮と果実の残留値の割合は、オレンジ🍊，ライム，スウィーティーが果肉に7～10％程度であとは皮に残留、レモン🍋，グレープフルーツ，メロゴールドは果肉へは殆ど浸透していませんでした。
夏に安心なレモン🍋です。なぜ安心かは👆