セルロースは一言でいえば、食物繊維です。地球上で一番多い炭水化物でもあります。ナタデココもセルロースのひとつです👧
食品添加物としてのセルロースは、広葉樹,樹木,海藻,さつまいも,とうもろこし,ワタの実の単毛などが原料となります。
用途としては、ピザシュレッドのチーズ同士をくっつかないようにしたり、食品の粘りを作るために主には増粘安定剤として使われていますが、製造用剤としても様々な用途で使われています。
抽出方法に懸念のあるものもありますが、それを踏まえても体内動態や毒性,発がん性,遺伝毒性など多数の項目について安全性試験が行われ、安全性が確認されています。ただし食物繊維を摂るなら🥬🍌🌽🍠🍊🍄🥜自然の食品からだよ🐣
判定 😀
とうもろこしなどの原料が遺伝子組み変えなら 判定 😐 (遺伝子組み換えかはメーカーと製造元しか分かりません。)
セルロースという表記は、微結晶セルロース,微小繊維状セルロース,粉末セルロース,リンターセルロース,海藻セルロース,サツマイモセルロース,トウモロコシセルロース,ナタデココの簡略名/類別名となります。
またカルボキシメチルセルロース(CMC)系は、セルロースから合成されていますが、全くの別物です。
|
シュレッドチーズによく使われる「セルロース」
今回は、3社のチーズメーカーさんに直接聞いてみました。
結果は下記の通り👇
六甲バター株式会社さん「当社で使用のセルロースは、遺伝子組み換え対象作物は使用しておりません。」
雪印メグミルク株式会社さん「シュレッドチーズにセルロースを使用しておりますが、そのもとになる原材料には遺伝子組み換えのものは使用しておりません。」
株式会社東京デーリーさん「原料が遺伝子組み換えでない事も合わせて確認が取れました。」
この中の一社に、十数年来の取引で親しくなった知人がいるのですが、大昔にセルロースの遺伝子組み換えの話になり、その時は遺伝子組み換えは使ってないという事で、ボクの脳は安心した記憶が蘇えりました。 もう彼は結構なお偉いさんですね。
最近ではシュレッドチーズは、広葉樹や樹木を原料としたセルロースが多いようです。