トマトの果実から得られる、トマト🍅そのままのような赤色の天然着色料をトマト色素といいます。
主成分は、ご存じリコピンです。野菜の中でリコピンを最も多く含むのはトマトだよ🍅🐣
水に不溶で油脂に溶解します。安定性に優れ、耐熱性が強く、ビタミンCと併用すると耐熱性・耐光性がより高まります。
抽出方法は、果実の搾汁より分離する方法,油脂で抽出する方法と、果実を脱水し、ヘキサン,アセトン,酢酸エチルなどの溶剤で抽出し、その後に溶剤を除去する方法となります。
気になるのは溶剤で抽出する方法ですが、トマト色素は今のところ大きな問題はないようです。ちなみに加工助剤として使われるヘキサンの沸点は水より低い69度で、蒸発させてるってことだよ🐣
判定 😀
炭酸飲料,清涼飲料水,ゼリー飲料,栄養ドリンク,アルコール飲料,菓子類,冷菓など様々な食品や飲料に使われています。ファイブミニがコチニール色素→トマト色素に代替えしましたよね👩
トマトリコピン,野菜色素,カロチノイド色素,カロチノイド,カロテノイド色素,カロテノイドとも表記されます。
豆知識的なところですが、トマト🍅の赤色=リコピンはカロテノイドの一種で、βカロテンより更に強い抗酸化性を持ち、免疫調整作用もあるとされています。