ヘスペリジンには様々な優れた生理機能が確認されていますが、水に溶けにくいために食品への利用に制限があります。
酵素処理ヘスペリジンは、難溶性のヘスペリジンに糖(グルコース)を付加することにより水溶性を高めたもので生体吸収性も向上しています。
柑橘類の果皮,果汁,又は種子より、アルカリ性水溶液で抽出して得られるヘスペリジンに、シクロデキストリングルコシルトランスフェラーゼを用いて、グルコースを付加して得られます。
安全性試験の結果は、急性毒性試験,反復投与毒性試験,変異原性試験やその他の試験も人の健康影響に対する懸念はないと判断出来る結果でした。更に肝臓からの高中性脂肪(TG)産生が低下している可能性があります。
判定 😀
市場では、糖転移ヘスペリジン,糖転移ビタミンP,又は簡略名のヘスペリジンでも表記されています。