トレハロースは、自然界に広く存在する二糖類で、糖の一種です。
キノコ,酵母,細菌,昆虫,多様な植物に存在します。
特徴として
- 甘味は、砂糖の約38~45パーセント程度
- 水に溶けやすい
- 無臭に近い
- 熱や酸に比較的強い
- 保湿性あり
- 安定性が高い
などなど
よって利便性があり
- 化粧品や保湿剤
- 錠剤の安定化剤
- 注射剤の保護剤
- 医薬品に細胞の保護や乾燥耐性の向上
- 食品添加物
などに使われています。
トレハロースは、水と結合して細胞やタンパク質を保護し、乾燥,低温,高温などのストレスから守る働きがあります。
食品添加物としてのトレハロースの定義は、細菌や担子菌,又は酵母の培養ろ液や菌体より、水やアルコールで抽出して水若しくはアルコールで抽出して得られたもの,これを酵素によるでん粉の糖化液より分離して得られたもの,又はマルトースを酵素処理して得られたものとなります。
主成分はトレハロースです。そのママよ👩
食品添加物としてのトレハロースの用途は、甘味料より品質改良のケースが多いです。
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特に、保水,食感保持,褐変抑制,加工安定性に優れています。
またネット上には、日持ち向上剤としてのアピールもありますが、それは砂糖と同じ微生物抑制効果のことです。
逆に一部の細菌はトレハロースを栄養源としてしまったり、乾燥や凍結などのストレスから微生物や細胞を保護する作用があるため微生物の生存を助けてしまう場合があります。

食品添加物のトレハロース原料は、古くは酵母などから抽出していましたが、コストが高かったため、1994年にでん粉に微生物由来の酵素を作用させてトレハロースを生成し、精製・結晶化して、大量生産する方法が開発されました。
現在、食品添加物として流通しているトレハロースの大半はこの方法によるものです。
代表的な原料のでん粉は下記の通り
- コーンスターチ(トウモロコシ由来)
日本に輸入されるトウモロコシの約90〜93%が遺伝子組み換え品種と推定されています。(主な輸入先の米国・ブラジルなどで作付け率が高率)
コーンスターチは食用油や甘味料原料として広く使われ、分別生産流通管理をしていない場合はGMO由来の可能性が高いです。 - タピオカでん粉(キャッサバ/マニオク由来、主にタイ産)
商業的に広く流通している遺伝子組み換えキャッサバはほとんどなく、基本的に非GMOと考えられます。 - ばれいしょでん粉(じゃがいも由来、主に北海道産)
日本国内産は非GMOが中心です。商業栽培の遺伝子組み換えじゃがいもは日本ではほとんど流通していません。
ある大手メーカーでは、これらを組み合わせて使用していると公表されています。しかしその割合についてまでは公表されておりません。
業界全体では、コストの安い遺伝子組み換え原料のコンスターチ比率が多くなっている傾向です。高度に精製されているので原料由来のDNAやタンパク質は実質的に残らないとされているけど、気になる場合は製造元に確認してみてね🐣
ADIは、「特定しない」です。つまり健康への懸念が低いと評価され、数値は設定されていません。
トレハロースにも多数の論文があります。毎度全部は紹介仕切れん👴
2018年の Nature 論文で、流行株の一部が低濃度のトレハロースを利用しやすい遺伝的特徴を持ち、マウス実験では病原性が高まる可能性を示しました。
その後この研究はいくつかの機関に否定されていますが、現在も研究は続いております。
2024年にはトレハロースが、マウスモデルでパーキンソン病の神経細胞損失を抑制するという論文がカナダの研究チームにより発表されています。
統合的に見て判定 😐 😀より
