スピルリナは藍藻類の一種で、30億年以上も昔に地球上に誕生した、最古の植物の一つです。
主に高アルカリの塩水湖に繁殖しています。
👈スピルリナの顕微鏡写真
スピルリナとはラテン語で「ねじれた」「らせん」の意味
栄養素が豊富で、美と健康に意識の高い人たちに「スーパーフード」として着目されています。5大栄養素である炭水化物,脂質,たんぱく質,ミネラル,ビタミンをはじめ、第6の栄養素といわれる食物繊維,抗酸化作用が期待されている色素など、50種類以上の成分が含まれているんですよ👩 白髪にもいいそうじゃ👵
ただし⚠スピルリナは不純物の少ない 確かなものを選んでね。
NASAでは宇宙食としての開発も進められているよ🐣
スピルリナには、主に3種の色素が豊富に含まれており、これらが混ざることで、スピルリナ特有の濃緑色を呈します。
・クロロフィル→葉緑素
・カロテノイド系色素→β-カロテン,ゼアキサンチンなど
・スピルリナ青→フィコシアニン
このうち、フィコシアニンは、スピルリナに含まれる代表的な色素たんぱく質であり、藍藻の持つ光合成色素の一つでもあります。
このフィコシアニンを抽出して得られる水溶性の天然着色料が、スピルリナ青色素です。
マウスでの動物実験は殆どの試験が陰性で、総合的には問題ないと判断出来る結果でした。抽出方法も主には水です。
判定 😀
フィコシアニンは、人間の体内の胆汁中に含まれているものと同類で、胆汁と共に十二指腸に送られて代謝中に酸化し、腸壁に戻され鉄と反応してヘモグロビンに変わります。これらのことや安全試験の結果から、スピルリナ青色素が食品や食品添加物として安全であると証明されています。抗酸化力も高いです。
氷菓,冷菓,ゼリー,ガム,キャンディー,粉末ジュース,糖衣などに使われています。
正式名称はスピルリナ色素
簡略名のスピルリナ青でも表記されます。
スピルリナ青には弱点もあり、耐熱性や耐光性が弱いです。
ですが、よく使われているソーダアイスやミントアイスには、耐熱性も耐光性もあまり必要ないですよね。