イネ科モウソウチクの茎をチップ状にしたものを、減圧加熱下で乾留したものより得られるものがモウソウチク乾留物となります。
モウソウチク=孟宗竹は、アジアに分布する竹の一種で、日本には西暦800年~1300年頃に中国から入り広まったといわれています。別名 江南竹,ワセ竹 また孟宗竹をモウソウダケとも読みます。
食品添加物としての用途は、 製造用剤,日持向上剤(日持ち向上剤)として使われています。ちなみに食品添加物名簿に「日持向上剤」という用途名は存在せず、物質名の表示のみで使用することが出来ます。
変異原性試験,急性経口毒性試験などで安全性が確認されています。
判定 😀
竹乾留物とも表記されます。