正月にご馳走になるかずのこに、微妙に薬品が入っているような感じがしたことってありませんか?
そうだとしたら、それはかなりの確率で、過酸化水素が残留している可能性があります。
過酸化水素は、人体にも僅かに生成される物質で、はちみつには微量に含まれる抗菌成分でもあります。
強力な漂白&殺菌作用があり、パルプ漂白,廃水処理,ホワイトニング,衣料用漂白剤,PWBのエッチングなどに利用され、他にも性質を利用した用途が多々あります。
ちなみにオキシドールは過酸化水素メインの消毒液となります。
しかしながら過酸化水素は極めて不安定な物質で、強力な酸化力もあるため取り扱いを誤ると非常に危険です。
高濃度の製剤は、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されています。また危険物第6類にも指定されています。
動物実験ではマウスに十二指腸癌が発生したことがあります。そして過酸化水素は厚生省も発がん性があると認めています。
食品添加物としての過酸化水素の厚生省の指示は「最終食品の前に分解または除去すること」として使用を認めています。
つまり食品に過酸化水素が残っていないのが条件なので、表記は無表記になります。
ですが現実には、かずのこから強力な過酸化水素を完全に除去するのはなかなか困難なようで、現場管理がずさんな場合には・・・
判定 👿
万が一、かずのこに強く!薬品が入っているような感じがしたら注意⚠
なければ、かずのこ自体は良い食品✨なので、美味しくいただいちゃいましょう🥰