貝殻を1000℃以上の高温で焼成🔥して得られるものが、貝殻焼成カルシウムです。
食品添加物としての用途は、カルシウムの栄養強化剤としても使われてますが、主には、製造用剤としてこんにゃくの凝固剤などに使われます。
貝の種類としては、ホタテ,牡蛎,ホッキ貝などです。ホタテが多いです👦
主成分は、酸化カルシウムとなります。
炭酸カルシウムから二酸化炭素を取り除いて酸化カルシウムとなります。
CaCO3-CO2=CaO
酸化カルシウムは生石灰ともいい、粘膜や皮膚に付着すると炎症を起こし、誤飲すると胃や食道や口が、ただれたり張れたりします。
また、からだへの吸収はいいのですが、石灰化して血管や細胞に沈着してしまい、骨に届きにくいカルシウムとなります。
判定 😐
貝殻焼成Ca,貝カルシウム,貝Ca,焼成カルシウム,焼成Caとも表記されます。
食品添加物としてのこんにゃくの凝固剤としては、消臭効果があるので水酸化カルシウムより臭みが少ないこんにゃくになります。
個人的にはこんにゃくは無添加が好きです。こんにゃくは減量の為にさんざん食べ比べましたが、今のところ、このこんにゃくが👇ボクの中でナンバー1です✨
ネット上で貝殻焼成カルシウムは水酸化カルシウムとされていますが、食品添加物としての貝殻焼成カルシウムは、正式には酸化カルシウムのことを指します。
酸化カルシウムに水を加えたものが水酸化カルシウムとなります。
CaO+H2O=Ca(OH)2
ちなみに酸化カルシウムに水を加えた時に発生する水和熱は半端ないので、乾燥剤に水を加えるのは本当に危険なので絶対にやめましょう!⚠
ホタテを原料とした貝殻焼成カルシウムに加水し、水酸化カルシウムとなったものを「貝殻焼成カルシウム」の名称で、販売しているものが結構あります👇 天然をアピールするためにもネーミングが貝殻焼成カルシウムのほうが消費者にイメージがいいですからね👩
ただ利便性はあります👆有名なニチガのほたてカルシウム